CO～C1初期の虫歯

歯の表面のエナメル質に虫歯ができた状態。
ほとんど痛みもなく、定期検診で見つけることができた場合、早期に対応できます。適切な歯磨きやフッ素塗布などを行うことにより、進行を遅らせることができるケースもあります。

C2歯の内部まで進行した虫歯

エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。
「冷たいものがしみる」といった症状で気づくことがあります。虫歯が進行した部分の歯を削り、削った大きさに合わせて詰め物や被せ物で治します。

C3神経まで進行した虫歯

虫歯が歯の内側の神経まで進行した状態。
「熱いものがしみる」「何もしなくてもズキズキ痛む」「噛んだ時に痛む」といった症状が起こる可能性があります。
まず、神経を取り除く治療を行い、土台を立てて、最終的に被せ物で治します。

C4歯の根まで進行した虫歯

虫歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根まで虫歯が進行した状態。
神経が死んで一旦痛みがなくなりますが、根の先に膿が溜まることで、再び激しい痛みが起こる可能性があります。
抜歯を行う可能性が高く、抜歯後はインプラント、ブリッジ、入れ歯等で噛む機能を回復させます。